〜その3〜

門司6時03分〜門司港6時11分(門司港行き)
九州上陸後、最初の電車は門司港行きの普通電車。まだ夜があけていませんね・・。
思ったとおり、車内はがらがらでした。
車内に入った瞬間、いつも乗るJR東日本との違いに愕然としました。。
こんなデザインをまず目にしないですよねぇ・・。
門司港駅は、関門トンネル開通前までは九州の玄関口でした。
その面影はこの駅からJR九州が始まるという0哩(マイル)の石碑が物語っています。
門司港駅前はこんな感じ。電車でちょっと移動する時間だけで夜が明けました!!
レトロな風景が広がります。
旧大阪商船のビルです。このようなレトロな建物が、「門司港レトロ事業」のもと、たくさん残されています。
門司港駅はこのような感じです。門司港駅もレトロですよね〜。駅舎は指定文化財のようです。
ここはスタンプラリーのスタンプ設置駅なので、無事に最初のスタンプを押しました!

また、門司港駅では、九州の特急や新幹線までもJRが乗り放題の「九州特急フリーきっぷ(3日間用)」を購入しました。ここからは18きっぷからこのきっぷにバトンタッチです!
門司港6:56→熊本9:29(新八代行き)
というわけで、早速このきっぷの特性を生かし、特急に乗車します!

最初の特急はリレーつばめ3号です。九州の独特なデザインになんとなく圧倒されます。。
新八代行きではありますが、一部編成は熊本どまりです。
私は熊本までしかとりあえず行かないので、こちらに乗ることにしました。

8号車はグリーン車と普通車が合体した特殊な場所です。このリレーつばめ3号は自由席が多いようで助かりました。。
門司港発の時点ではもちろんガラガラ。
この後、小倉〜博多間の黒崎や折尾などでは博多までの通勤者が多少乗ってきました。博多で客は入れ替わり、鹿児島方面への輸送が始まりました。

やはり、JR東日本の特急と比べシートピッチが広いように感じられます。
さすがJR九州といった感じですよね!
どこの駅かは忘れてしまいましたが、カラフルなハウステンボス号を撮影しました。
これは後々乗ります。。初めて生で見る九州の特急たちに心はワクワクしてきます!!
熊本9:42→阿蘇11:33(宮地行き)
列車は遅れることなく、熊本駅に到着しました。
2時間30分の比較的長い乗車でしたが、見たことのない九州の車窓を眺められたので、退屈せずにすごせました。

さて、熊本駅からは臨時快速列車の「あそ1962」に乗車します。
この「あそ1962」は以前運行していた「あそBOY」に変わる列車で、昭和30年代をモチーフにデザインされているようです。全車指定席ですが、指定席は満席である旨の放送がされていました。
車内はこんな感じです。
昭和30年に生きていなかったので、これが昭和30年!と言われても良くわかりません(笑)

ただ、落ち着きのあるデザインではありますね。
でも、向こうのドア付近には、昭和30年にはないであろう液晶テレビがありますけど・・。

ちなみにこの列車、熊本発車後に客室乗務員により、飴玉が配られるうれしいサービスもあります。

この列車もスタンプ対象列車なので、無事2個目を押印〜。
この「あそ1962」はサイクルトレイン(自転車をそのまま持ち込むことができる)でもあります。
私が確認した限りではこの1台だけが持ち込まれていました。
列車は特急並みの停車駅で進みますが、観光列車ゆえ速達性はあまりありません。
豊肥本線の流れる景色を楽しむことができます!

写真は途中の立野駅。この駅は日本でも有数のスイッチバック駅であります。
九州横断特急も停車する駅です。
立野駅はすでに相当な高さにある駅であることが写真からもわかりますよねぇ・・・。
先ほどの九州横断特急も到着し、あそ1962と並んでいます。駅のホームは撮影会状態に!

ちなみに、右の線路は南阿蘇鉄道で、トロッコ列車も走っています。
あそ1962と接続しているようです。
ここ立野駅では20分もの停車時間があるため、立野駅からアテンダントさんの案内のもと、
徒歩で近くにある南阿蘇鉄道の立野橋梁を見学できます。生で見るともっとすばらしいですよ〜。
運よく列車が来ればよかったんですが、来ませんでした・・。

カメラを持っていた私にアテンダントの方が一言・・。
「お友達と一緒に写真撮りましょうか??」
うれしい言葉ではあるんですが、なんだか恥ずかしかったです(笑)
立野駅では、駅近くにあるニコニコ屋による「ニコニコ饅頭」が販売されていたので、購入してみました。
酒かすが入っているのか、お酒のようなかおりが口に広がって非常においしかったです。
それにあたたかかったのもポイント高いです。

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